うたったった!

まあ昨日の話ですが!!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17566924
六兆年と一夜物語を気の向くままに。
ハモリ歌ってないのに今気づいたよテヘペロ

カゲロウ完結!!
相変わらず人が氏にます^P^

そういえば、今日はニンテンと会う約束をしていた。…夢と同じ公園で。
まぁ、いくらなんでも夢の通りになるなんてありえない。
さ、ニンテンが来る前に公園に行こう。

彼はやっぱり、夢の通り僕より後に来て、「ちょっと休憩」なんていって木陰で休憩することを希望

した。
しかし僕は、やっぱり昨日見た夢を思い出してしまい「今日はさ、もう帰ろう?」と言ってしまった

のだ。別に、一緒に家に行けばいい話だったのだが。
「なんだよ、自分から呼び出しといて帰れって…」
「ごめんね。ちょっと、昨日嫌な夢見ちゃって…あんまり体調が、さ。」
「そうか…まぁ、人間だしそんなこともあるわな。またいつでも呼べよー。暇だからさ」
「うん。わかった。じゃあねー」
「おう、またな」
…自分で言っておきながら、相当悪いことをしたような気がする。
たかが夢ぐらいでせっかく過去から来てもらったのに、即帰ってもらうなんて。

「危ないッッ!!」
周りの大人の声。
先ほどニンテンが抜けて行った道のほうを見ると、もう訳が分からなかった。
電柱が降ってくるなんて、あり得ることなのか。いや、目の前で降ってきてるんだけど。
そして、その電柱の落ちる先には…あああまたあいつ猫構ってる。どんだけ猫好きなんだよ。飼って

るのは犬のくせに…。

ぐしゃっと鈍い音を立てニンテンの体に突き刺さる電柱。
辺りに飛び散る血と肉。地面には血溜まり。
夢とは違う形で彼はいなくなってしまった。
彼の、そんな声が出るのかというほどの耳を劈く悲鳴は、公園の木々の隙間に吸い込まれ消えていく

、空回るように。
傍らにはこれもまた夢と一緒の、ニンテンによく似た少年。
相変わらず涙で視界がぼやけている為彼の姿はぼやけている。
彼の傍らには、数秒前に…もしかしたら数分前になのだが、戯れていた黒猫が顔を洗っている。明日

は雨だろうか…などとのんきなことを考えている場合ではないのだが、一瞬でも考えてしまった自分

がいる。
ところで、黒猫は本当に不幸の象徴というか、そんな風な言い伝え通りだと思う。夢でも黒猫を追い

かけていた彼は何なのだろうか。不幸の象徴は最早彼なんじゃないかと思うほどだ。ついていないに

もほどがある。
もうこれも夢なんじゃないかないっそ…とか。

―夢なんかじゃないよ―

…ここまで来ると笑ってしまう。ここまで夢のままだとゾッとする。
また脳内に直接響くようなニンテンによく似た声。頭の痛くなる響き方で脳内に木霊する。
夢じゃないなんて嘘だろ。
っていうか、タイミングが凄過ぎる。いや、そういうものだろうか。こんなシチュエーションに遭遇

することがないので訳が分からないが。わざとらしくニヤリとする少年。

心なしか、ニンテンの横顔も笑っていた…ように見えた。




途中から薄々感づいていたけど、やっぱりこの世界は繰り返している。
どんなに僕が結末を変えようとしてもまた戻ってしまう。
どうしてだろう。
あの少年が嗤うと僕の記憶は白くなって夏の空に消えて、また同じ日の繰り返し。
こんな繰り返しの毎日の結末なんてどうせ、一つだけ。
なら、僕はその次の日。未来が知りたい。
繰り返した後の、夏の日のさらに向こう側を。




ニンテンが電柱に貫かれた直後、僕はギリギリ気を失わずに立っていた。
後ろには、陽炎のように揺らめく少年がついてきている…気がする。
実際振り向いていないので何とも言えないが、なんとなく気配がする。
ごちゃごちゃ考えつつ交差点に出る。といっても、とても小さな交差点で、車が一台やっと通れるく

らいだ。

そして僕は、トラックの走ってくる道路へ突っ込む。
どうせ繰り返すなら僕が犠牲になってやる。いや、ニンテンもすでにいないのだが。
二人ともいなくなればどうにもならないだろう…僕はふと後ろを振り返る。
そこにはなぜかニンテンと、それに酷似した少年が立っている。
どうしてニンテンがここにいるのか、どうしてあの少年はあそこまでニンテンに似ているのかなど様

々な疑問が頭の中に浮かんだ。
しかし、それを考える暇もなくトラックにぶち当たる。
僕の体から出たであろう血飛沫は二人の瞳と僕の骨の軋む音がした体とに乱反射していた。
口の中が鉄くさい。たまらず吐き出す。
何か潰れた?ぐちゃぐちゃでわからない。
少年は、文句有り気な顔でこちらを見ていた。
僕は、がんばって笑って
「ざまあみろよ、陽炎」
と、吐き出すようにいった。もしかしたら声は出ていなかったかもしれない。でも、絶対通じてると

思う。

こんな繰り返しの毎日に終止符を打ったのだ。
もう、ここで全て終わったのだ。

…そう思っていた。



ピピピピピピ…
目覚ましで目が覚めた僕は呆然とした。
生きてる?なんで?僕は、トラックにぶち当たって、全部潰れて掻き消されていったはず。
ふとカレンダーを見る。
毎日めくっている日めくりカレンダーが指すのは「8月14日」
慌てて一回にいるママに今日は何日か聞いたが、笑って「14日よ」と言われた。
また繰り返しの毎日になってしまったのだ。

―僕らの夏は終わらない。永遠に回り続ける環状線

誰か、この物語に終止符を。

話なんかぐちゃぐちゃのまま終わったああああああ!!!
今回は最初から最後まで下書きなしでかいたんでまとまらなかった…!
この話のまとめは支部に置いときまする
なんか最後のほう違う曲になってきてた―――!!
くるくるまわるっかんじょぉーせんおー!←

すたぁさんよ、イナゴ小説はもうちょい待ってくれよ。

H/K
委員会の副委員長仕事なさすぎて笑える((
先輩が恐ろしく怖いです((2人とも男的な意味で
字汚いのに私が書記ですよいいんですか皆さん

明日のイナゴ楽しみ…