もう一回小説が通りますよ。

前のアレの続きです。
カゲロウ(ryのそれなんで、エグイ表現あります…

暑さの為か、ニンテンはいつも持ち歩いているバットを取り落す。そしてそれを取ろうとしてさらにヨーヨーも落とす。いくらなんでも、彼にしては鈍くさすぎるのでは、と思ったが、ちょっと抜けてるところもあるからまぁしょうがないか…ということにした。
「悪ぃ、ちょっと取りに行ってくる」
どんな落とし方をしたらそこまで転がっていくのだ、というほどにバットとヨーヨーは遠くまで転がっていた。ちょうど、道路に差し掛かるくらいだ。
しかし、なぜだろうか。この景色を過去に何度も見たような気がする。デジャヴとかいうようなものだろうか。それとも夢で見たのだろうか。どちらにせよなぜか少し嫌な予感がする。彼は、あのまま道路に行かせてはいけない気がするのだ。



「それにしても、ニンテンてばおっそいな〜。なにやってんだろ…う!!ニンテン、待って!」
正直、かなり焦っている。
たまたま通り掛かった黒猫を愛でている途中に逃げられたのだろう。ダッシュで追いかけている。しかし、彼の飛び出していく道路にはトラックが走ってきている。それもそのはずなのだ。彼が飛び出してしまった道路は赤信号。細い道とはいえいつ車が来るかわからないのだ。そんな道を、信号を無視するというより見えていないというくらいの勢いで渡ろうとしている。
そしてそんなニンテンの横からは躊躇なくトラックが突っ込んでくる。どうやら、居眠り運転のようだ。僕の位置からは運転手の顔はよく見えないが、スピードが落ちないところを見ると多分そうだろう。
それにしても、彼はどうしてあんなに運が悪いのだろうか。
猫を追いかけるのに夢中になって周りが見えなくなって、叫ぶ僕の声も届かず轢かれかかる。最終的には道路のど真ん中で猫を捕まえてしまい立ち止まる。当然トラックは止まらない。

立ち止まる彼。止まらないトラック。
けたたましいブレーキ音。
ぶつかる音。何かの潰れる生々しい音。
辺りに響き渡る色々な音。そして視界には赤、紅、アカ。
血生臭さが彼の残り香と混ざり合ってかき消されていく。
世界で色々な敵を倒してきたが、目の前でここまでのモノを見るのは初めてで、血生臭さが気持ち悪くて、夏の暑さと混ざり合うとさらに気持ち悪くて、思わず口を押えた。強烈な吐き気と焦りを憶えた。

ニンテンの血塗れた体の傍らには、ついさっきまで持っていたバットとヨーヨー、そして追いかけていた黒猫と彼によく似た見知らぬ少年。
あまりのショックで涙も出ない、と思っていたが、気が付いたころには僕は泣き崩れいていた。涙でぐしゃぐしゃになっているからか、少年はどことなく揺らめいていた。
僕は、頭の中で嘘だ、これは嘘で、夢だとなんども繰り返した。

―嘘じゃないさ―

不意に、ニンテンによく似た声が聞こえる。いや、彼によく似た声が直接脳に響いているようだ。
まさか、と思いさきほどの少年のほうを見る。いない。すでに彼は消え去っていた。

まるで、陽炎のように。

僕は、夏の水色の空と血飛沫の色、そして蝉の音に眼が眩む。
きっと、水分を摂らなかったせいだ。脱水症状とかいうもので僕はきっと倒れているだろう。
感覚が可笑しくなってしまったのか、いまいち分からないが。

そこで僕の記憶は途切れてしまった。



家のベッドで僕は目が覚めた。今は…8月14日の12時過ぎ。かなり寝ていたらしい。
何事もなかったかのようにパジャマ姿で寝ていたところを見るときっと悪い夢だったのだろう。疲れていたんだ。
でも、煩い蝉の声だけは、なぜか覚えていた。それが気味悪かった。

中途半端
なんでこんな頭悪い文になるんですかね。泣きそうだよ畜生
そういえば、ネスサンの喋りがこんな感じなのにはちょっとわけがありまして。というのも、これケータイで下書きしてるんですが、元はMOTHERじゃなかったんですよ。
円堂さんと風丸さんだった…今書いてるのは風丸sideです。
それをもとに書くと…あら不思議。クールなネスサンの完成★←
あとでちゃんとまとめて出したいなー。

あと、ニコニコにさえずってみた動画をうpしました。
また頭悪い発言申し訳ないっすww
一昨日紹介した動画をさえずって見事に挫折しました^P^
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17548670
だいぶ音外してるんで恥ずかしくなったら消します…!

明日は友達とアニメイトー!